- 採用中断のコロナ時代、低身長でもCA合格を掴むことはできる?!
- CAの仕事が世の中から無くならない理由とコロナ時代のCA LIFEはどう変化する?
コロナウィルスの影響で航空会社を取り巻く状況が悪化し、各社が採用を一時中断していますね(涙)
ただでさえ背が低くてCA受験に不利なのに、CA合格を掴むことはできるの?
これからどうしたらいいの~?
と不安に思っている低身長さんも多いはず・・・
大丈夫!実はそんな中、需要が高まっている + これからもっと需要が高まるのが小型機での就航なんです!
CAを目指す低身長さんで小型機就航会社を狙っている人は多いんじゃないかな?
低身長さんにとっては大きなチャンスになる可能性大!!その理由は3つ↓
- コストダウンの為のダウンサイジング化が進む
- 低コストで飛ばせるグループ子会社の需要がUPする
- 国内線の需要が高まり、国際線の需要は暫く高まり辛い
身長152㎝、12年間のCA経験の中でリーマンショックも経験し乗り越えてきた私が本記事で詳しくお話ししますね♪
3分程で読めます♪
採用中断のコロナ時代、低身長でもCA合格を掴むことはできる?!
➀コストダウンの為のダウンサイジング化が進む
近年の傾向でもあるんですが、航空会社ではコスト削減の為に飛行機の小型機化(ダウンサイジング化)が進んでいます。
座席数が多く、重量も重い大型機をを飛ばすよりも、座席数が少なく軽量である小型機を飛ばす方がコストが安く済むからです。また、なるべく空席になる座席を減らし、満席で飛ばしたいのが航空会社のホンネ。小型機の方が満席で飛ばしやすいですよね。
国内では見かけなくなった大型機である一昔前のジャンボ(約560席)機が駐機場から滑走路まで行くまでの燃料で小型機が東京-大阪まで飛べちゃうっていう話がある位。今は大型機も進化していて、そこまでの燃費の違いはないのですが、やはり小型機の方が一時間あたりの消費燃料は少なくて済む。
予約数に合わせて飛行機のサイズを決める等、各社航空会社も工夫しています。
このコロナ不況時代で小型機化は更に加速すると考えられています。
➁低コストで飛ばせるグループ子会社の需要がUPする
上記➀でお話しした通り、小型機の需要が増えるということは【小型機を運航している大手航空会社の子会社の需要が増える】ということ。
大手航空会社が運航している飛行機機材は比較的大きいサイズの飛行機が多く、小型機はその子会社(グループ会社)が担当しているからです。
リーマンショック時代もそうだったんですが、採算の取りづらい路線はコストを抑えられるグループ子会社が担当することが多くなります。
コロナウィルスの影響で旅客数の減った路線に関しては、これまで大型機が運航していたとしても、小型機に機材変更していく可能性がある、ということです。
そうなってくると、当然子会社やグループ会社のCAの需要が増えますよね。
➂国内線の需要が高まり、国際線の需要は暫く高まり辛い
コロナウィルスの影響もあり、自粛期間が明けた後は国内線の需要が旅行業界の大半を占めるのではないでしょうか。
国によっては入出国できない国もあるし、コロナウィルスへの警戒感から海外へ行く人が暫くは増加しないからです。
現在、大手国内航空会社は子会社やグループ会社が国内路線の大部分を占めているので、国内路線を就航している小型機就航会社が活躍することは間違いないと言えます!
低身長さん、各社の路線リサーチをしてみて下さいね!
CAの仕事が世の中から無くならない理由とコロナ時代のCA LIFEはどう変化する?
➀CAの仕事が世の中から無くならない理由
様々な接客業がAI化している現在。コロナウィルスの影響で更にAI化、リモート化は加速していくでしょう。(AIロボットが遠隔操作で空港やチケットの案内をしてくれる時代だよ!)
そんな時代の流れでも、CAの仕事は“絶対に無くならない”んです。
その理由は、飛行機に必ず乗務させなければならない保安要員(CA)の数が法律で決められているから。
上空という閉ざされた特殊な空間で、緊急時にお客様の安全を守る為CAは厳しい訓練を受け、テストをクリアしています。
急病人が出た時の処置、緊急着陸時の脱出も含めた処置など様々な役割を担っているんです。
常に臨機応変に対応しなければならない為、機械化できない仕事であり、これからも変わらないでしょう。
➁コロナ時代のCA LIFEはどう変化する?
正直、暫くの間は華やかなCA LIFEとは程遠いかもしれません・・・。
どの航空会社もコロナウィルスの影響で業績が悪化しており、GWの予約数は9割減という状況なので、給料UPやボーナスは期待できないからです。
私は国内大手航空会社子会社に居たのですが、リーマンショック時はボーナスがほとんど貰えないということもありました。その後、会社の業績が伸び、年三回のボーナスが貰えるようになるまで3年ほどかかったと記憶しています。
ボーナスカット時代はとても辛かったですが、それを乗り越えれば、充実したCA LIFEが送れます!今は給料が少なくても、今後は増えることがある!
コロナ自粛が明け、自粛していた反動で国内旅行に出掛ける人も増えるだろうし、オリンピックも控えているので、今後は少しづつお客様も戻ってきて、航空会社の業績もUPしていくと思いますよ!
まとめ/コロナ時代は低身長でCAを目指す人にとってチャンスの時代
コロナウィルスの影響で、低身長CA受験生が狙う小型機運航会社の需要が高まる。理由は以下の3つ。
- コストダウンの為のダウンサイジング化が進む
- 低コストで飛ばせるグループ子会社の需要がUPする
- 国内線の需要が高まる
また、機械化できないCAの仕事はAIに取って代わることはないので、ある意味安定した職業とも言えますね!
ピンチの裏にはチャンスがある!!この時代の波に乗れるか。
この記事が一人でも多くの“CAを目指す低身長さん”の背中を押せますように!