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身長が低いと本当に困る!?身長152㎝低身長CAの「ここが辛い!」リアル体験記

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CAの仕事で身長が低いと、どんなことが辛い?

【CAの仕事】低身長でも仕事効率を下げない為に出来ることはある?

身長が低いと、実際にCAの仕事の中でどんなことが辛いのか、身長152㎝で12年間CAとしてフライトしていた私がリアルな体験記をお話しちゃいますよ~。CA受験生の皆さんは企業選びの参考にしてみてくださいね♪ 

基本的な毎日のフライトで辛かった場面は以下の4つ(B737の場合)

  1. フライト前の備品のチェック
  2. 忘れ物や不審物のチェック
  3. オーバーヘッドストウェッジへの荷物の収納
  4. ギャレーワーク

具体的に一つずつ見ていきましょう~♪

3分程で読めます♪

CAの仕事で身長が低いと、どんなことが辛い?

➀フライト前の備品のチェック

CAはフライトする前に必ず機内の備品がきちんとそこにあるのか、残量や開封されていないかも含めて不備がないかをチェックします。身長が低い私は天井や高い位置のものをチェックすることがとても大変でした。

機内は限られた空間の中に多くの備品が搭載されているので、床から天井まで、あらゆる場所に沢山の備品が配置されています。もちろん天井のものをチェックするのは背が高いCAにも大変なので、座席の横に付いている足掛けに上ってチェックをしていました。

また、ギャレー(飛行機の台所のような場所)の高い位置の物は、ギャレーに付いている足掛け用のバーがあるので、それを使っていました。身長160㎝近くあるCAはこのバーを使わなくても届くので、身長の低いCAはその分作業効率が落ちます。私はこの効率が落ちた分をカバーする為に手鏡を使って奥まで素早く確認したり、時にはジャンプすることも(笑)

➁忘れ物や不審物のチェック

空港に到着して、お客様が降りた後には忘れ物がないか、不審物がないかを必ず確認します。その確認が終わって初めて“お客様の降機(飛行機から降りること)が完了”となります。

このチェックはオーバーヘッドストウェッジ(座席上の物入)を隈なく確認するので、身長の低い人は高い人よりも時間がかかります。

確認するのに、毎回座席横にある足掛けに上らなければならないからです。

上って→オーバーヘッドストウェッジ内を見て→下りて

を繰り返すので、まるでお猿さんのよう(笑)

でも、低身長さん、心配ご無用!この作業は慣れてくればとても速くなるのでコツを掴めば問題なしです♪

モンキー, マカク, 幼児, 赤ちゃん, ウブドの聖猿寺

➂オーバーヘッドストウェッジへの荷物の収納

お客様が機内に持ち込まれた荷物をオーバーヘッドストウェッジに収納する際も低身長だと苦戦します。

収納場所が一杯で荷物を整理しなければならない時に、いちいち座席横の足掛けに上って荷物を移動させなければならないからです。

空いているところに荷物を入れる位なら、身長が低くても足掛けに上らずにできます。でも、スペースを空けて、荷物の向きを変えながら収納場所を探すのは足掛けに上らないと出来ません。ちなみに、身長150㎝台後半や160㎝台のCAでも荷物の整理はオーバーヘッドストウェッジの奥まで手を入れる必要があるので、足掛けを使っていますよ♪

限られたスペースにどの様に荷物を入れたら全て入るのか?を考える作業なので、センスがある人はとっても早い!低身長でもセンスがあれば、スピードが速いので困ることはないでしょう。ただし、お客様が座っている座席のすぐ横で(上で?)の作業なので、スマートな立ち居振る舞いと荷物を落下させない為にも細心の注意は必要です!

④ギャレーワーク

ギャレーとは飛行機の台所のような場所のこと。大体の飛行機では機内の一番前や一番後ろに配置されています。ドリンクや食事、その他の備品もほとんどがギャレーにあるのですが、そこでの作業をギャレーワークと呼んでいます。

上記➀でもお話ししたのですが、ギャレーの収納棚は床から天井まで、とても広い範囲に及びます。下のものを取りだす時は問題ないのですが、上の方の棚のものを取るのがとても辛い!ギャレーに付いている足掛けバーに上らなければなりません。そして、ギャレーはとっても狭いし、数人のCAが作業する場所なので、足掛けバーを出せないことも・・・(涙)

そんな時は、他の背の高いCAに「取って♡」とお願いすることも。

チームでの仕事なので、一緒にフライトするクルーと良好な関係を築いて、頼み事をしやすいようにしておくのも大事ですね♪

【CAの仕事】低身長でも仕事効率を下げない為に出来ることはある?

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➀運動能力を上げる!

低身長でCAの仕事をしていると、腰を痛める人が多いんです。理由は高い場所への重い荷物の収納や、離着陸時の衝撃によるもの。

私は身長が低くてCAになった人は腰痛になる人が多いと、入社前から知っていたのですが、12年間CAをして腰痛になったことはありません。それは、私が運動好きで、体をよく動かしていたからだと思っています。ストレッチや筋肉をつけることはとても有効です。

また、身長が低いことで高い場所のものが取り辛いなど、作業効率が悪くなってしまいがちなところも、運動能力を上げることでカバー出来ると体感しています。

1つ1つの動作が素早くなるので、足掛けに上る時や下りる時もスムーズになるからです。

➁センスを磨く

上記➂でもお話しした通り、センスでカバー出来ることもあります。

オーバーヘッドストウェッジへの荷物収納を例に取ると、“限られたスペースにどのように荷物を収納していけば全てを上手く入れることができるか” 

まるでゲームのような感覚になる時があります。

お客様の予約数、搭乗して来た時にどの座席の人がどんな大きさの荷物を持っていたか、横に倒せるものなのか、そうでないのか、実は色々なことを考えながら荷物を収納しているんです。

これは慣れもありますが、センスもあると思っています。

皆さんも飛行機に乗ることがあったら是非、荷物の収納に苦戦しているCAがいないかチェックしてみてくださいね(笑)

まとめ/CAの仕事で身長が低いと辛い作業は4つだけ

➀フライト前の備品のチェック

➁忘れ物や不審物のチェック

➂オーバーヘッドストウェッジへの荷物の収納

④ギャレーワーク

そして、上記4つの作業はどれも

  • 運動能力を上げる
  • センスを磨く

ことでカバー出来る!!

これからCAを目指そうと考えている低身長の皆さん。

本記事で書いたように、低身長で困ることは正直あります。

飛行機の大きさによっては踏み台や足掛けを使わなくても届く機材もあるし、使っても届かない機材もあるので、企業選びの時には機体の大きさも確認しておきましょう♪ 実際に飛行機に乗った時にオーバーヘッドストウェッジやギャレーを確認してみるのも良いですね!

その他、これも教えて!ここがよくわからない!などありましたら、お気軽にコメント下さい♪

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