- CA(キャビンアテンダント)は転職に有利って本当?
- CAを退職した人はどんな事を仕事にしているの?
CAになりたいけれど、CAを定年までやるつもりはなくて、ゆくゆくは転職したいな・・・と考えている受験生や現役の人も多いんじゃないでしょうか?
私もGSからCAに転職を考えてはいたけれど、CAを生涯の職業にしようという考えはなく、CAとしてのキャリアを積んだ後は転職して定年まで出来る仕事をしたいと考えていました。
結婚してパートナーがいる土地で仕事をしようと思い転職活動をしてみたものの・・・転職先はなかなか見つかりませんでした。
CAは有利なんかじゃない。
CAからの転職を甘く見ていた・・・
私がCAからの転職に成功出来なかった理由は3つ
- パソコンスキルが乏しい
- 対面の接客スキルしかない
- 語学力が足りない
- 理想やこだわりが強すぎる
逆に言えば、これさえクリアすれば転職に成功すると言っても過言ではありません!
体験談を深堀してお話しするので、参考にしてくださいね♪
3分程で読めます↓
CA(キャビンアテンダント)は転職に有利って本当?【有利にする為にやるべきことはこれ!】
パソコンスキルが乏しい
まず、キャビンアテンダントの仕事はつぶしが利かないと言われている大きな理由の一つにパソコンスキルがあります。
フライトが主な仕事なので、パソコンの技術があまり必要ないからです。
もちろん、CAの仕事でもパソコンを使う場面はあるんですよ!
一人一台タブレット端末を配布されていたり(これはPCじゃないね・・・)、フライト以外の教育で資料や報告書を作成したり。
パワーポイント、ワードのスキルはそれなりに磨かれるのですが、エクセルやその他の知識が乏しい・・・・。
私自身、30歳の時に結婚を機に転職活動をしてみましたが、失敗に終わりました。
銀座のレンタルオフィスでお得意様企業の秘書や受付業務を代行するという内容の仕事でした。
書類選考についてはすぐに通過。
さすがCAのイメージ効果なのでしょうか。
筆記試験といきなり社長面接というスピードでした。
ただ、つまずいたのはパソコンスキル。
タイピングは得意だったのですが、出来ることはワードと簡単なパワーポイントのみ。
レンタルオフィスの会社ということで、提携先の企業様のサポート業務も行う為、パソコンスキルは重要視していると直接言われてしまいました。
え~!?履歴書に書いたよ!じゃあなんで面接に呼んだの~(涙)
これからCAになろうと考えている皆さん、パソコンスキルは本やネットで独学でも良いので勉強・実践しておくことをお勧めします!(CAの仕事でも使えるから!)
対面の接客スキルしかない
私が最も衝撃を受けた、転職に失敗した理由。
それは、『対面の接客スキルしかないから』という理由。
CAは飛行機に搭乗されるお客様への接客が主なので、対面で相手とコミュニケーションをとるスキルしか磨かれていないからです。
どういうことかと言うと、電話対応などの非対面でのスキルは磨かれていないということ。
上記でもお話しした私の転職失敗談ですが、続きがあった・・・
不合格の理由に電話対応のスキルが足りないということを言われたんです。
企業様の秘書・受付代行なので、もちろん電話対応も多いことが予想できたにも関わらず、本などで勉強して行かなかった私。
いきなり実際の電話を使って電話対応が出来るかのテストが始まった。
わ~、電話対応なんて最初の挨拶と最後位しか出来ない・・・
案の定、『○○がいつもお世話になっております。』『○○は只今席を外しております。』『○○様・・・いや、○○は只今外出しており、□時ごろに戻られる・・・あ、戻る予定でございます。』
と敬語と謙譲語が混ざってしまう始末。
レンタルオフィスなので、自社の人間と考えて対応すべき人なのかどうかが途中でこんがらがってしまいました・・・(汗)
は、恥ずかし~・・・
電話対応、社会人としての常識なので、少しは本などで勉強しておくことが必要ですね。
CAの仕事でも、上の等級に上がると電話対応も必要になりますよ♪
語学力が足りない
語学力が足りないというのも転職に失敗する理由のひとつ。
CAは英語が出来るイメージですが、機内での接客で使用するフレーズはだいたい同じような会話が多く、ビジネスで使えるような高度な英語力はなくても仕事はこなせちゃいます。
その為、いざ転職活動!という時にビジネスレベルの英語力を求められると、そこまで達していないからです。
私自身も転職活動をしていた時点でぜいぜいTOIEIC600点程度。
機内でのコミュニケーションはジェスチャー等を交えて取れていたものの、電話やビジネスの場面で使えるような英語力は到底なく・・・(涙)
なので、語学力を求める求人には応募出来ませんでした。
転職先の企業も『CAは英語が出来る』と思って面接に呼んでいるので、語学力を求められることが多いのが現状です。
転職に語学を活かすなら、他言語のスキルも含めてビジネスレベルが必須ってことですね♪
語学スキルは継続してブラッシュアップしていきましょう!(私は専業主婦になった今も英会話の勉強続けてます!意外と使う場面アリ)
理想やこだわりが強すぎる
失敗した理由の1つに『こだわりや理想が強すぎる』というのも大きな要因かな、と思います。
CAにあるあるなんですが、CAになりたくてなった人が多いので、仕事に誇りを持ってやっているからです。
その分、次の職にはCA以上のものを求めがち。
そりゃあそうですよね、誰だってもっと理想を目指したい。
CAの時よりも給料アップしたいし、CAで得たコミュニケーションスキルも活かしたい、ちょっと英語や他の言語が使えたら嬉しい、定年まで働きたい。
そのこだわりをチョット手放したら、転職は上手くいくのにって分かってはいても、なかなか手放せないですよね。
手放したらどんな良い未来が待っているのか、下記に詳しく書いていきます♪
CAを退職した人はどんな事を仕事にしているの?
CAを退職後の仕事について
CAを退職後の仕事はさまざま。
私の周りのCAのお仕事をいくつか紹介しますね♪
- エアライン学校の講師
- ヨガインストラクター
- フラワーアレンジメント主催
- 起業
- 化粧品開発
- ピアノ講師
- カフェ店員
- 外資系企業受付
- 事務
- エステサロン経営
私自身は専業主婦で少しゆっくりしてからピアノ講師を始めました。
現在は、雇われてライターの仕事もこなしています。
こだわりを捨てたその後は理想が待っている
上記で、CAは理想やこだわりが強く、転職先にもそれを求めがちだとお話ししました。
こだわりや理想を持ちながら転職することは、とても重要なことだけど、時にそれが失敗を招くことも知っておいて欲しいな、と思います。
こだわりを少しだけ譲歩してみると、転職する先の選択肢は広がるし、実際に転職してみたら、実は理想に近かった!ということもあるからです。
逆に、こだわりを貫いて転職したけれど、ついていくのが大変、理想と違った・・・となることも。
人生はいつでも修正可能。
違ったら、少しずつ自分の理想に近づくように変えていけばいい。
あ、なんかカッコイイこと言っちゃったな・・・
そんな私もまだまだ コダワリ 捨てきれないのよ
まとめ
CAからの転職を有利にするために解決すべき点は4つ
- パソコンスキルが乏しい
- 対面の接客スキルしかない
- 語学力が足りない
- 理想やこだわりが強すぎる
上記さえ解決すれば、CAのキャリアは有利に働くはず!
実際に私もCAっていうだけでいきなり社長面接ですから。(←結局上記4つの理由で失敗しとるやろ)
もし、皆さんがCAになったその後のキャリアも考えているなら、働きながらでも準備をしていって下さいね♪