- 英語以外を専攻している人のCA合格までの道のりは?
- 英語以外の専攻をしている人はエアラインスクールに行くべき?
大学や専門学校で英語関連やエアライン関連以外の専攻をしているにも関わらず、CA(キャビンアテンダント)になる人は意外と多いんです。
そう、英語以外の専攻でもCA合格は出来ます。
むしろ合格しやすいかも!
今日は、音大ピアノ科を卒業した私がCAになるまでの道のり
- なぜCA(キャビンアテンダント)を目指そうと思ったか
- 目指そうと決めて、まず最初にやったこと
- 英語の勉強方法
と、エアラインスクールに通うべきかどうか等、詳しく紹介したいと思います。
英語以外を専攻している人のCA合格までの道のりは?【音大卒の場合】
なぜCA(キャビンアテンダント)を目指そうと思ったか
私がCAを目指そうと思ったきっかけは幼少期に飛行機に乗る機会が多かったことが影響しています。
鼻炎持ちの私は飛行機に乗ると必ずと言っていい程、耳が痛くなっていたのですが、その度にCAさんに優しく気遣ってもらったことが記憶に残っていたからです。
私の母方の田舎は沖縄県の宮古島という小さな島で、毎年夏休みと正月は宮古島に帰省していました。小学校3年生以降は、一人で飛行機に乗って宮古島へ行くこともあり、飛行機に乗ることは私にとって特別なことではなかったんです。
ただ、前述した通り、鼻が弱い私は飛行機に乗ると必ず耳の痛みに襲われました。特に着陸前です。
そんな時はCAさんが温かいおしぼりを耳に当ててくださったり、キャンディや飲み物を持ってきて優しく気遣ってくれました。
そんな記憶がずっとあり、高校生の頃には「私も飛行機で沢山の方の旅のお手伝いがしたい」と思うようになっていました。
高校2年生の時、進路指導の先生にCAになりたいことを話すと、身長が低い(151、2㎝)のでなれないと言われました。
CAになる為の本を読み漁っても、やはり身長が低いと難しいことが分かりました。
泣く泣くCAになる夢は諦めることにして、得意だったピアノで大学進学をすることにしたんです。
大学入学後は音楽の教員免許を取得する為、月~土曜まで授業授業授業!でした。(短大だった為)
ところが・・・入学後に気付いたんですが、ちょうど着陸態勢に入った飛行機が飛ぶルートの真下に大学があって、毎日飛行機を間近で見る環境だったのです。『やっぱり飛行機に関わる仕事に就きたい』という思いが強くなっていきました。
CAを目指そうと決めて、まず最初にやったこと
短大2年に上がった春。
就職活動をするか、大学へ編入するか、と選択を迫られ、CA受験を決意。
私がまず最初にやったのは“CA受験のリサーチ”です。
CAになる為には何をやったらいいのか、全く知識がなかったからです。
私は音大に通っていたので、就職課に相談に行っても、過去に音大から航空会社に入社した例は少なく、情報が全くありませんでした。
そこで、まずはインターネットや本で情報収集から始めました。
でも、インターネットや本ではCA受験に臨む際の具体的なことが書いていなかったので、次にエアラインスクール見学に行きました。
情報がまったく無かった私にとって、エアラインスクールはまるで宝塚の学校を見ているような、ジャニーズの養成所を見ているような、そんな感じ。
自分が知らない世界を目の当たりにして、自分の無知さを痛感し、すぐに入校を決めました。
私の両親は自分のことは自分で!というタイプだったので、エアラインスクール代は出してはくれませんでした。
大学→エアラインスクール・大学→バイトを繰り返し、エアラインスクール代は自分で工面しました。
そのお陰で“エアラインスクール代を無駄にはしたくない!絶対合格する!”という強い気持ちが持てたのかもしれません(笑)
CAを目指すと決めたら、まずはリサーチ。何事も自分で見ることが大事ですよ♪
英語の勉強方法
しょ~うじき英会話が得意ではなかった私。
英会話を習ったこともなければ、留学したこともない。
そこで、エアラインスクールに併設されている英会話学校に通うことにしました。
エアラインスクールに併設されている英会話学校を選ぶことで、エアラインの授業の前後に英会話の授業を入れることも出来るし、授業との連動もしやすいと思ったからです。
また、短大二年になってからエアライン受験を考えたので、就職試験までに時間がなかったからです。
早急に英語力を上げなきゃならなかった!
実は当時、中学生を対象とした学習塾で英語と国語を教えるバイトをしていました。
その為、英語は得意分野だと思っていたし、音大の英語のテストはいつも良い成績(中学レベルのことしかやらない)だったんですが、英会話となると話は別。
本当に幼児レベルに英会話が出来ないことに気付きました・・・。
初めて受けたTOEICも270点・・・
エアラインスクールの担任の先生が私の英語力を上げようと、必死に教えて下さった甲斐もあり、エアライン一社目受験の時にはなんとか590点まで持っていきました。(それでも足りないやん!笑)
就職活動までに時間がなくて、早急に英会話力を上げたい!という人は、やはり英会話スクールに通うことを私はお勧めします♪
英語専攻や学部以外の場合、エアラインスクールに通うべきかどうか?
これは正直、エアラインスクールに行かなくても“いい線まで行ける”と思います。
私自身が、エアラインスクールに通い始めてすぐに受けたCA試験で最終面接まで残ったからです。
エアラインスクールに通わなくても、最終まで来れるんじゃん!
でも、CA受験はそう甘くはなかった。
その後も最終までは残るものの、なかなか内定には繋がらない・・・。
エアラインスクールに通い始めて10か月以上が経った頃、やっとGS(グランドスタッフ)の内定をいただくことが出来、卒業しました。
でもここからが、エアラインスクールに通っていて良かったと思う理由。
卒業後もCAを目指して転職活動をしているクラスメートの存在が大きかった。
仕事をしながらでも、連絡を取り合い情報交換することが出来たし、モチベーションを保つのにも良い刺激が出来ました。
そのお陰で、CAに転職出来たと確信しています。
エアラインスクールは勉強だけでなく、仲間との繋がりも出来るので、私個人的には行った方がよい!と思います♪エアライン転職の時の情報を得られることも。
特に英文科や語学を専攻していない人、英語が苦手な人、エアライン受験のノウハウが全く無い人、自身が無い人はエアラインスクールに通うことをお勧めします♪
最近ではオンラインスクールやオンラインサロンもあるので、情報収集の為にも気になったら一度トライしてみてくださいね!
まとめ/音大卒の私がCA受験を決意してやったことは、英会話スクールとエアラインスクールへの通学
まずは第一歩を踏み出してみましょう。
考えていても始まらない。
エアラインに無関係な大学や学部、専攻をしていても大丈夫!合格できます。
もし不安があったり、受験までに時間がない人はエアラインスクールやオンラインスクール、オンラインサロンに登録してみましょう。
きっと、同じような不安や悩みを抱いているCA受験仲間と出会うことができて、モチベーションアップに繋がること間違いなしですよ♪